介護とお給料

介護……とりわけ介護保険訪問介護に従事する方々の給与がとても低い、なんていう事は今更言うまでもありません。しかし、介護その他の社会福祉事業(以下、福祉)に携わる人が給与について話をしだすと、必ずとまでは言いませんが、「福祉に携わる者がお金の事を口にするな」「福祉は奉仕の心が大切なのだ」等と言った批判が、外のみならず同業者からも出てくる始末。福祉に奉仕の心が大切なのは解ります。別に清らかである必要はないでしょうけど。しかし、お金に関する言論を封じられると言うのはどういう事なんでしょう。

「福祉に携わる」事とと、「お金を稼ぐ」事は排他的なものではありません。「福祉に携わりながらお金を稼ぐ」事と、「お金を稼ぐために福祉に携わる」或は「福祉に携わりながらお金を優先する」事を混同してはなりません。「人の為に働きながらお金を貰う」事のどこがいけないのか。はっきり申しますと、独立して生活出来るくらいのお金が欲しいというレベルではなく、それなりに(カネ、モノという意味で)豊かな生活を送りたい、という気持ちがあります。心も物も豊かであれば、それに越した事はありません。物に傾倒して心を忘れるのは忌むべき事ですが、しかし両立出来るのであればしたいと思うのです。

勿論財源の問題は知っています。感情論を取り上げてしまいますが解りやすい話として、財源に税が使われているので、無駄遣いは許さないと言われる事は多いです。それは当然です。しかし、他人の為に働いているわけですから、多少の見返りがあっても良いはずです(勿論、それがまともな、素晴らしい仕事内容であればどいう条件が付く事は当然!!)。

私自身、それなりに働きながら月に10万届かない程度の給与で暮らしています。地方とはいえ、ギリギリです。それなりにしか働いていないのだから10万で我慢しろと言われれば、もしかしたらその通りかもと悩む事はありますが……。

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